持たざる者の物件を目指して購入を進めて行くと、大体返済で50%、その他経費20～25%、計70-75%がキャッシュアウトし、25-30%が手元に残ると思います。事業初期の頃はこれに手を付けずに次の物件の見せ金や購入資金に充てて資産規模を大きくすることが肝要です。

例えば、目標設定を6年後に手残り240万円/年とすると、賃料が大体1,000万円/年くらいになると順調にいけば毎年そのくらい残ると思います。その後融資を受けないのであれば毎年残るキャッシュに手を付けて良いと思いますが、何かあった際に10-20%は残し、運用しておいた方が良いと思いますので、家賃1,500万円、手残り20%で300万円程度、その内20%の60万円はバッファとして運用して、最終的な残りの240万円に手を付けるというイメージが良いと思います。

なお、この場合の所得税は法人or個人名義でも異なり一概に言えず、まずはこのレベルまで規模を拡大することを最優先にされた方が良いと思います。

なお、​法人で融資を引く場合は決算書の内容が重要です。ヤモリの家庭教師には決算書についてのコンテンツもありますので、生徒さんの場合はコンテンツをご一読ください。