確かに自己資本比率が約1%ですとかなり低く、金融機関からの評価は得にくい水準と思います。一方、自己資本比率を改善するために増資までするかは微妙なラインで一度資本金として入れてしまうと個人に戻すことはかなり手間なので得策でないと思います。
金融機関の評価の仕方次第ではあるのですが役員貸付も資本と同等に見做してくれる場合もあるので、役員貸付による現金があるのであれば、増資をするかどうかは具体的に自己資本比率の低さを指摘されてからでもよいかと思います。
但し、役員貸付金が大きくなっていくと会社と個人の癒着度が強いと判断され、いつまでも経営者保証を求められやすいというデメリットもあるので理解しておきましょう。
