まずは、管理会社からの督促書類の送付(郵送やポスト投函)を行い、その反応を待つことが一般的です。それでも支払いがされない場合は、次のような段階的な対応を検討することが望まれます。
1. 内容証明郵便による正式な督促
未納が継続している場合には、弁護士への相談を経て、内容証明郵便にて督促を行うとよいでしょう。これにより、法的に正式な意思表示がされたことになり、今後の法的手続きの下準備にもなります。
2. 退去通告の検討
内容証明の送付後も改善が見られない場合には、「○月○日までに支払いがない場合は契約解除および明渡し請求に進む」という退去予告を含めた通告を行う必要があります。これも弁護士を通して進めることで、法的なトラブルを未然に防ぐことができます。
3. 行政への通報(生活保護受給者の場合)
対象の入居者が生活保護受給者であり、支給されている保護費を本来の目的(家賃支払いなど)に使用していないと見られる場合、市区町村の生活保護担当課に状況を通報することも一つの手段です。保護費の使途違反は、行政指導や減額、最悪の場合は支給打ち切りに繋がる可能性もあります。
ただし、このような対応を行う場合でも、入居者に対して一方的な圧力とならないよう、「引き続き住まいを提供したいが、互いにルールを守って継続したい」といった誠意ある姿勢を伝えることが重要です。
