所有物件の課題(CFが出ない要因)に合わせて対処していきましょう。
修繕費がかさむ物件の場合
ヤモリでの学習を通じて修繕費のコントロールを学んだ上で売却するか判断するのが良いと思います。
家庭教師の生徒さんの場合は、まずはヤモリの現地調査のコンテンツで考え方から学び、リフォーム単価表などを参照しながら工事をしてくれる工務店や大工さんの開拓が必要と思います。また、今後修繕が出た際に見積もりを送ってもらい、相場から外れた見積もりではないか、写真等の情報があればそれを見て何かより良い工法はないか、ヤモリにアドバイスを求めると良いと思います。それでもコストコントロールが難しく修繕費が収支を圧迫している場合は、売却を検討しましょう。
需要が減少しており空室率が高い場合
早急に手を打つ必要があり、設備面のグレードを上げたり、駐車場を整備・増設したりすることで今ある需要を拾えるかの調査がまず必要と思います。その上で、需要を拾えない、もしくはそうするための対策と賃料の経済性が合わない場合には売却を検討する必要があると思います。
物件周辺の客付け仲介さん5~8社程度に本物件の稼働率を改善するにはどうしたら良いか、意見を求めましょう。1~2社では全然足りないため、極力多くの人にヒアリングを実施してください。既存の管理会社さんでは少々心もとない状況の場合は、管理会社の変更の検討も有効な可能性があります。
それらを実施した上で、やはり厳しいとなれば、売却の査定を複数社取り、比較的金額の高い先に対して非公開・一般媒介で売却を依頼すると良いと思います。なお、売却方法については基本動作があるので、ヤモリの家庭教師の生徒さんはコンテンツを必ず見るようにして下さい。