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築古物件を購入した場合、将来の「出口」が心配です。どう考えるべきでしょうか?

対応者:廣瀬涼哉

購入する全ての物件に出口=売却を前提にしない方が事業を前に進められると思います。
むしろ、築古物件のような投資対象では「持ち切ってキャッシュフロー(CF)を回収する」という戦略が現実的かつ有効です。

具体的には、物件を利回り20%前後に仕上げ、月々の家賃収入から安定的にCFが出る状態をつくります。たとえば15年融資を受けた場合、ヤモリの基準にそっていれば5-7年で初期費用は回収、その後はCFが積み上がりますし、期間終了時にはローン残債がなくなり、空き担保として活用することも可能です。
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さらに、当然ながら完済後は全額がCFとなるため、修繕にも余裕ができたり、運営が楽になりますし、仮に将来的に賃貸が付きにくくなっても賃料を半額にすれば引続き賃貸で闘える可能性も大きく上がると思います。それも難しければ残債が減っていればオーナーチェンジで売却も利回りを高く出せますし、残債がなければ更地にして安価に売却することも検討しやすいと思います。
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特に事業初期の段階では、このプロセスの中で「融資実績」を作ることができ、また得られたCFを次の投資に回す「見せ金」として活用できるため、大きな意義があります。

したがって、築古物件においては「売却で利益を出さなければ失敗」という考えに縛られず、持ち切って投資回収するという柔軟な視点を持つことで、長期的かつ安定した事業運営が可能となります。初期は特に、無理に売却益を狙うのではなく、安定した収益基盤を築くことを優先するといいです。
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