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中〜大型の物件で浄化槽が設置されている場合の注意点はありますか?

対応者:廣瀬涼哉

ある程度規模のある物件ながら浄化槽になっている場合は、その種類を確認することが重要です。

まず、浄化槽には大きく分けて単独処理浄化槽合併処理浄化槽があります。

汚水のみを処理する単独処理浄化槽の物件であれば特に注意が必要です。法律上は使い続けられますが、自治体によっては生活排水と併せて処理する合併処理浄化槽への転換指導が入る可能性があります。

また、浄化槽の維持費は「人槽数」によって大きく異なります。戸建ての5人槽であれば年間5〜10万円程度ですが、30戸クラスのRC(100人槽前後)では年間40〜70万円程度かかることもあります。

維持費自体は大きな負担ではありませんが、ブロワー(送風機)の故障が起きると悪臭や入居者クレームにつながるため注意が必要です。

さらに、本体の耐用年数は約20年(使用状況に大きく依存)とされており、100人槽以上の大型浄化槽では交換費用が500万〜1,000万円以上になるケースもあります。

そのため、購入前には以下の項目を必ず確認しておきましょう。

  • 浄化槽の種類(単独処理・合併処理)

  • 人槽数

  • 設置年(築20年超は要注意)

  • 直近の法定検査結果

  • ブロワー交換履歴

  • 下水道接続の可否

  • 自治体の下水道整備計画

特に将来的な土地売却も視野に入れる場合は、下水道接続の可否や整備計画について、事前に役所で確認しておくことをおすすめします。

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