今ある不動産事業の法人の決算内容が良く、新事業での借入の返済を見込んでも黒字を維持できそうであれば、新しく法人を建てる手間やコストが省けるため良い選択肢と思います。

懸念点としては、基本的には金融機関は資金使途を決めて融資をしたいので、定款の事業内容に複数の事業が記載されているとマイナスに働く可能性があります。また、法人が分かれていても金融機関としては世帯の総負債額を見ることが多く、別事業での負債を多く積むと不動産事業での借入に影響が出る可能性が高いので認識しておきましょう(借入した事業が上手く回るようになれば次の借入の可能性も高くなっていきますが、逆も然りです)。

法人での融資は決算内容が非常に重要です。ヤモリの家庭教師フルプランには決算書についてのコンテンツもありますので、フルプランの生徒さんはご参照いただければと思います。